『惑星のキオク:雪と記憶の短編幻想小説集』の紹介
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ゆきのまち幻想文学賞受賞作12作品を含む16の作品を収録した短編幻想小説集。
審査員でもありました萩尾望都先生より紹介文を頂いております。
――以下、巻末のメッセージより抜粋――
アコさんの作品には人間の他に、コンピューターや鬼や不思議な瞳のクラスメートや花のような人やらが登場します。さり気なく登場しては、異界の響きや熱や風を、読者に吹き付けていきます。
この世界は現実だけで構成されているのではない、とは、この頃私が考えていることなのですが、アコさんの作品を読んでますと、アコさんも、半分現実、半分幻想の世界に住んでる人なんだろうなあと、思えるのです。
以前、アコさんの投稿作の「菱川さんと猫」を、漫画に描かせていただきました。この幻想小説集にも、入っています。楽しくて、切ないお話です。
アコさんの作品の持つ、明るさと儚さの不思議な色合い。繰り返して訪れる夢の様な思い出や記憶。春、夏、秋、そして冬の巡り。
――現実だけど、夢のように。
2015年12月27日 萩尾望都