平田 圭吾のページ

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翻訳本 六韜 少しずつ紹介7『豹韜』

 

豹韜 ダイジェスト(要約)

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林戦第四十三 林での戦術

林の中での戦い方が語られる。


突戦第四十四 城を囮とする

城下に迫った敵兵、また後ろに控えている大軍をどう迎え撃つのか。

真田幸村の「真田丸」出城作戦の原型とも思われる戦術。


敵強第四十五 夜襲への対応

敵からの夜襲、この絶対的不利をむしろ生かす。

そして勝つための方法。


敵武第四十六 強敵への対応

自分より明らかに強い敵にどうやって勝つのか。

不可能を可能にする男、己の辞書に不可能の文字はない太公望の答え。


烏雲山兵第四十七 山城戦術

馬謖の街亭での敗北は『六韜』を読んでいれば防げた。

馬謖の敗因とどうすれば勝てていたのかが明らかに語られる。


烏雲沢兵第四十八 水際での撤退戦

 逃げるしか無いのに退路は川で防がれている。

謀略を巡らし、二段階の伏兵を置いて、これを切り抜けよ。


少衆第四十九 小勢で多勢を撃つ

 「少を以て衆を撃ち、弱を以て強を撃たんと欲す。」

それができれば誰も苦労しない。

だからこそ、それを実現するための方法を今明らかとするのだ。


分険第五十 険戦の法

 城を作らずに城を築く、その名も「軍城」

険しい山間の地での効果的な戦術とは。

 

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