読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

平田 圭吾のページ

翻訳や著作にあたって感じたことなど、漢籍の読み方、本の選び方など(記事の無断使用・転載・複写を固く禁じます)ツイッター@kann_seki お問い合わせ・ご意見などはkeigossa☆yahoo.co.jp

お知らせなど

お知らせなど

売上部数通算2000部突破!

ありがとうございます!

※2017年4月

 

新発売

西郷隆盛の貴重な自著とされる『遺訓』の現代語訳を2/19より販売開始いたしました。

『遺訓 現代語訳』は、平易な訳文と丁寧な解説で、わかりやすいものとなっております。どうぞよろしくお願いします。

遺訓 現代語訳 Kindle版

遺訓 現代語訳 Google Play版

 

 易経一日一言

非常に難解な書物として知られる「易経」の考え方を、毎日分かりやすい言葉で発信しております。読者登録、フォローよろしくお願いします。

アメブロ 平田圭吾の易経一日一言

ツイッター 漢籍名言@kann_seki

 

作品のお買上げはこちらから 

お使いの電子書籍ソフトに合わせて下記のリンクをクリックしてください。

Amazon Kindle

Google Play Books

現在は電子書籍のみ販売しております。電子書籍をご利用でない方は、こちらの記事を御覧ください。全部無料で試せますので、便利かどうかは、試してみて考えるのが一番です。

電子書籍の読み方 1.電子書籍とは? - 平田 圭吾のページ

 

いろいろな本の紹介 New!

ブログ内記事充実のために、近所の図書館で借りてきて読んだ本を紹介することにしました。

分野は多岐に渡りますが、小説は基本なしです。

本の中身をある程度要約して紹介しますので、読んでみたいという本が見つかるかもしれません。

また、新しい知識や価値観との出会いをお手伝いできればと思っております。

本の紹介記事 まとめ - 平田 圭吾のページ

 

お問い合わせご要望はこちらまで

読みたいけど翻訳が手に入らない古典や、新たに翻訳して欲しいタイトルがありましたら、お気軽にリクエストください。参考にさせて頂きます。リクエストから翻訳したものとしては『曹操詩集』 があります。

その他のご要望なども、お気軽によろしくお願いします。

メールアドレスは、keigossa☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)です。

 

平田圭吾について

「こいつ何者だ」と思われる方もいらっしゃるかと思います。 人となりなどは、著作から読み取っていただければ幸いです。

また、簡単に経緯について記事にしました。

hiratakeigo.hatenablog.com

『ネット炎上対策の教科書ー攻めと守りのSNS活用』(日経BP社)を読んで

本の内容

一般向けの本ではなかったし、炎上対策が主眼の本でもなかった。
つまり、この本の内容は、「炎上が怖くてSNSを活用することに二の足を踏んでいる企業」にジャストフィトするものであり、この条件に合わない人が読んでも、面白くもないし参考にもならない。逆に言えば、上の条件に一致する人が読めば、タイトル通り「教科書」と言えるくらい示唆に富んだものであると思う。
だから、書かれている内容としては、炎上対策一本槍でなく、SNS活用での成功事例が紙幅の半分を占めている。

 

炎上の語源

一つ面白い話として、この「炎上」という言葉の語源の紹介があった。それによると、もと、炎上とは野球でピッチャーが滅多打ちにされた時に「○○投手火ダルマ」などと新聞などで使われていた言葉が元になっているらしく、「炎上」自体が新聞で使われ始めたのは2000年ころではないかとのことだ。
この「滅多打ちにされる」というイメージ、また、「燃料投下」、「鎮火」などの派生語がうまくイメージに合致したことによって、この「炎上」という言葉がネット上で定着することとなったのであろうとのことだ。

この「炎上」について詳しく知りたい方は、前回の「ソーシャルメディア炎上事件簿」に関する記事を読んでいただければと思う。

 

炎上の新傾向(既に古い)

ちなみに、炎上の新傾向として本書に収められていたものとしては、「女性が家事をするのが当たり前みたいな言い回し」、「数は少ないが声の大きいネット右翼が過剰反応する韓国関連の事」が書かれていた。この本の出版が2015年で、現在が2017年で2年の月日が経っているわけだけど、既にこれらのことは下火気味になっているので、やっぱりネット上での時代の移り変わりは早いなぁと思う。 

 

広報活動でSNSを使いたならオススメ

最初にも書いたように、自社の広報活動にSNSを活用しようか迷っている、ということならば、この本を読んで検討するのがいいだろう。また、SNSを活用するならば、手元に置いて危機管理や活用方法の参考にするといいと思うし、実際に役に立つと思う。 

ネット炎上対策の教科書を入手してSNS活用の広報をする 

『ソーシャルメディア炎上事件簿』(日経BP社)を読んで

本の内容

題名通りの本だった。
内容としては、30件の「炎上事件」を固有名詞も出して紹介してある。また、炎上に関して、ある程度の分析も書かれている。
炎上についてまとめた本は意外と少なく、そういった意味では貴重で価値あるものと思う。

ただ、問題点として、日経「デジタル」マーケティング内だけで編集などが行われているせいか、SNSなどを「既に使っている人」しか内容が分からない点がある。
つまり、詳しい説明がないために、ネットを頻繁に使っている人しか、事件の内容をしっかりと把握できないのではないかと思われるのだ。今の時代、ほとんどの人がネットを利用しているとはいえ、せっかく本にまとめたのだから、ネットに疎い層にも分かるような丁寧な記述やネット用語の説明があれば、もう少しいい本になったと思う。減点ではないけど、ネットに疎い人にも一度読んでもらって、意見を聞いていたら良かったのにと思う。ちなみに、そこそこネットを利用している私でも、事件の経緯がイマイチ分からない部分があった。

 

炎上の舞台・ソーシャルメディアとは

次に、この本の題名にもなっている「ソーシャルメディア」とは、現在、主に「SNSソーシャルネットワークサービス」と言われているものである。
代表的なサービスとしては、ツイッターフェイスブックミクシィ・インスタグラムがある。SNSとは少し違うのかもしれないけど、ユーチューブや、ニコニコ動画、ブログなども、個人がネットに発言などを公開して、オープンに反応が得られるという点で広義のSNSということになるだろう。さらに、2ちゃんねるといった完全匿名の掲示板も、さらに広義のSNSなのかもしれない。
詳しくは流石にここでは説明できないので、それらのサービスを利用して体験していただければと思う。

 

炎上とは

また、炎上とは、これも定義が難しいのだけど、上に示したようなサービスで、ある同一の話題が、頻繁に、また同時多発的に、批判的な意見を添えて取り沙汰されること、ということになろうか。主にネット上で時の人、時の話題となるのだけど、悪いイメージがあまりにも強くつきすぎて、企業ならば売上が落ち込み、個人ならば身元バレして日常生活にも悪い支障が出るほどとなる。
最近だと、「おでんツンツン男」が炎上のいい例ではないかと思う。もちろん、この本を読むことでも、炎上がどういった現象か、ということはイヤというほど分かる。

 

炎上に関する対策など

こういったわけで、炎上すると基本的には損害のほうが大きくなるわけで、誰でも、自分の発言は炎上してほしくないと思うだろう。

 

炎上商法は下策

確かに、中には、炎上商法とかを狙う人もいる。というのも、話題がとにかく勝手に大きくなるから、タダで宣伝できるのだ。とはいえ、一度炎上すると、炎上をコントロールするのは不可能で、身元がバレるのも時間の問題である上に、主に悪いイメージが先行するのだから、基本的には得策ではない。炎上商法は、まさに、超ド級のハイリスクなのに、そこそこのハイリターンしかない賭けであると言える。ゼロどころかマイナスになる可能性もあるので、炎上商法は狙わないに越したことはない。

 

炎上しそうなことはしない

このように話を進めると、「どうしたら自分が炎上から逃れられるのか」と多くの方が思われるものと思う。
この本では主に、企業目線からこの対策について書かれているのだけど、まず一番重要なこととして、「炎上しそうな発言はしない」ということがある。そこで、炎上しそうな発言とは、1.口汚い言葉・不謹慎な言葉、2.イデオロギーに関する話題、3.上から目線な発言、4.犯罪自慢・犯罪者擁護、5.価値観の否定や押しつけ、6.なりすまし発言、7.隠蔽工作に関わること、などがある。

 

炎上は事故

とはいえ、この本に書かれた炎上事例を見ていても、正直なところ「炎上は事故」としか言いようがない部分がある。つまり、かなり慎重に車の運転をしていても、どんな偶発的なことが起きて事故にあってしまうか分からないように、また、地震がいつ来るか分からないように、「炎上」もネットを利用している以上は「いつあってもおかしくない」のである。

 

問題発言の削除と速やかな謝罪

「じゃあどうすればいいの」ということになるが、万が一、この炎上という事故にあってしまった場合は、すぐに「炎上の原因となった発言や動画を削除すること」である。そうすれば、それ以上話題が大きくなることを多少食い止めることができる。個人の場合は、この対応だけである程度の鎮火が期待できる。
企業の場合は、さらに、ここですぐに「謝罪しなければならない」。また、この時の注意事項として、「謝罪と言い訳をセットにしないこと」が重要である。言い訳したい気持ちはあるだろうが、とりあえずは、反省して問題に向き合っていることだけをアピールしなければならない。ここで言い訳をすると、余計に炎上することとなる。

炎上の事例をいくつか見て、炎上の怖さや、炎上がどういったものかということがよくわかった。
けれど、実は、この本が2011年出版で、目まぐるしく状況が変わる現在のネット環境において、既に古い情報の部類に入る。ということで、2015年に出版された「ネット炎上対策の教科書」(リンククッリクでその記事へ)というのも借りてあるので、続いてこれも読んでみようと思う。

平田 圭吾のページは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。