漢籍の読み方
何事も基本が大事です。ですが、人は、その性質上「簡単なこと」である基本をあなどってしまいます。あなどれば怠り、怠ればいつか失敗し、結局は行き詰まることなるでしょう。
ですので、ここで漢籍を読む基本、「書き下し文」について説明します。これから漢籍を読んでみようという方も、もう漢籍には十分親しんでいる方も、基本をあなどらず、この記事を読んでみてください。
漢文をさらに楽しく読んでいただけるはずです。
1.書き下し文とは何か
書き下し文がどういったものか、という根本的なことについて説明しています。
2.なぜ書き下し文があるのか
なぜ、売られている本や学校で習う授業に書き下し文があるのか、日本の歴史を紐解くことで解説します。
3.書き下し文は読まなくてもいいのか
書き下し文を読んだほうがいいかどうかについて、私の意見が述べてあります。
4.書き下し文を読むのは脳トレ
書き下し文を読むということは、古典の知恵に触れながら、脳トレもするという一石二鳥の読書です。なぜ脳トレになるのかについて、特に説明してあります。
5.でも書き下し文が読めない
書き下し文を読むためには、ちょっとした心得が必要です。いわば、コツのようなものですが、そのコツについて書かれています。
6.漢和辞典を使おう「董卓戻礼」
漢文を読む時は、漢和辞典を使わなければなりません。上の例文は、漢文の世界ですぐに納得できる正しい文章です。どうして正しいのかについて解説があります。